訃報


(株)海青社 宮内久氏に於かれましては、2025年7月5日にご逝去されました。

リグニン関連を含む出版事業を通して諸科学の発展に尽くされた故人の功績を偲び、ここに謹んで哀悼の意を表します。


リグニン学会

NEWS
新着情報
2025.08.07.Thu
新会長のご挨拶を掲載しました。
2025.07.29.Tue
東京農工大学 大学院農学研究院 環境資源物質科学部門の教員(助教:女性限定)募集のお知らせを掲載しました。募集要項(日本語)募集要項(English)
2025.07.23.Wed
2025.06.28.Sat
役員評議員のページを更新しました。
2025.06.13.Fri
資料・リソースのページを公開しました。
2025.06.03.Tue
リグニン学会特別セミナーのページを更新し、第7回リグニン学会特別セミナーの受付を開始しました。
2025.05.28.Wed
学会誌“Ligninのページを更新しました。
2025.04.10.Thu
新規の賛助会員を追加し、賛助会員のページを更新しました。
2025.03.25.Tue
第6回リグニン学会特別セミナーの受付を終了しました。
2025.03.24.Mon
推薦募集のページを更新し、2025年度のリグニン学会賞、リグニン学会奨励賞の推薦募集を開始しました。
2025.02.21.Fri
リグニン学会特別セミナーのページを公開し、第6回リグニン学会特別セミナーの受付を開始しました。
2025.02.18.Tue
リグニン討論会のページを更新しました。
2025.02.07.Fri
独立行政法人日本学術振興会から、「特別研究員-RPD」の申請に関するお知らせです。特別研究員事業ウェブサイト特別研究員-PD・DC募集要項ウェブサイト特別研究員-RPD募集要項ウェブサイト
2025.01.16.Thu
学会誌“Ligninのページを更新しました。
2024.12.10.Tue
第75回日本木材学会大会(2025年3月19日(水)~21日(金)・仙台)より、リグニン学会会員向けの参加優遇のご案内です。
2024.11.20.Wed
2024.10.31.Thu
筑波大学生命環境系では、「筑波大学 生命環境系 生物材料工学分野 助教」の公募を開始しました。応募締切は令和6年12月27日(必着)です。リグニン学会の会員の皆様からの応募を是非お待ちしております。
2024.10.08.Tue
第20回バイオマス科学会議のお知らせを掲載しました。日本エネルギー学会が主催で、リグニン学会が協賛しています。
2024.10.07.Mon
2024年度の受賞者を掲載し、受賞者のページを更新しました。
2024.06.23.Sun
総会議事録のページを更新しました。
2024.06.23.Sun
役員評議員のページを更新しました。
2024.06.07.Fri
日本木材学会・産学官連携シンポジウムのお知らせを掲載しました。リグニン学会が後援している行事です。
2024.05.31.Fri
第5回リグニン学会特別セミナーのページを公開し、受付を開始しました。
2024.05.23.Thu
JSTよりJOSS2024開催のお知らせです。
2024.05.13.Mon
賛助会員のページを更新しました。
2024.05.07.Tue
学会誌“Ligninのページを更新し、DOIを追記しました。
2024.04.01.Mon
第15回(令和6(2024)年度)日本学術振興会 育志賞受賞候補者の推薦(5月15日推薦希望締切)
第15回(令和6年度(2024年度))日本学術振興会 育志賞受賞候補者の推薦について
  1. 受付期間2024年5月23日(木)~ 28日(火)17:00
  2. 主催者名日本学術振興会
  3. 本会からの推薦を希望される方は、事務局までご連絡ください(5月15日推薦希望締切)。
2024.03.25.Mon
室戸世界ジオパーク学術研究助成金に関する募集
室戸ジオパークでは、当ジオパーク域内で実施するあらゆる研究に対して支援を提供するため、学術研究助成制度を設けています。概要については以下の通りとなっております。

助成金の目的:室戸ジオパークを対象とした多様な学術調査・研究の推進及びその成果を地域に還元するため
対象となる研究分野:自然科学、人文科学、社会科学、教育学、自然・文化遺産の保護に関わる研究など
助成金額:1件あたり上限25万円
助成対象者:年齢、職業、所属は問わない。ただし、募集要項2-(2)、(3)を遂行できる者に限る。
応募締切:2024年5月10日必着
応募方法:室戸ジオパーク学術研究計画書、助成金収支予算書 室戸ジオパークHP

本助成に対する問い合わせ先

〒781-7101
高知県室戸市室戸岬町1810番地2
室戸ジオパーク推進協議会
事務局 海老川 真美
TEL: 0887-22-5161
Mail: info@muroto-geo.jp
http://www.muroto-geo.jp/
2024.03.13.Wed
2023年度第1回リグニン学会功績賞の授賞式と受賞講演は、2024年3月1日(金)に名古屋大学内で執り行われました。
2024.03.11.Mon
第21回(令和6年度)日本学術振興会賞受賞候補者の推薦について(3月25日推薦希望締切)
第21回(令和6年度(2024年度))日本学術振興会賞受賞候補者の推薦について
  1. 応募締切日2024年4月3日(水)~ 8日(月)
  2. 主催者名日本学術振興会
  3. 本会からの推薦を希望される方は、事務局までご連絡ください(3月25日推薦希望締切)。
2024.03.11.Mon
推薦募集のページを更新し、2024年度のリグニン学会賞、リグニン学会奨励賞の推薦募集を開始しました。
2024.03.07.Thu
第4回リグニン学会特別セミナーのページを公開し、受付を開始しました。
2024.02.19.Mon
表彰規定・内規学会誌“Ligninのページを更新しました。
2024.02.15.Thu
第74回日本木材学会大会(3/13(水)~15(金)・京都)より、リグニン学会会員向けの参加優遇のご案内です。
2024.02.13.Tue
独立行政法人日本学術振興会から、出産・育児のために研究を中断した博士の学位取得者を対象とした「特別研究員-RPD」の申請に関するお知らせです。
2024.02.05.Mon
NPO法人 才の木トークカフェのお知らせを掲載しました。木材学会、リグニン学会が後援している行事です。
2023.11.07.Tue
The Second International Mini-symposium on Woodのお知らせを掲載しました。木材学会が主催で、リグニン学会が後援しています。
2023.11.06.Mon
2023.10.10.Tue
2023年度のリグニン学会賞・リグニン学会奨励賞の受賞者を掲載しました。
2023.10.03.Tue
賛助会員のページを更新しました。
2023.09.14.Thu
賛助会員のページを更新しました。
2023.08.21.Mon
新会長のご挨拶を掲載しました。
2023.08.03.Thu
刊行物のページを更新しました。
2023.08.01.Tue
刊行物のページを更新しました。
2023.07.20.Thu
総会議事録のページを更新しました。
2023.07.03.Mon
第68回リグニン討論会(第5回年次大会)のページを公開し、参加登録・発表申込の受付を開始しました。
2023.06.24.Sat
役員評議員のページを更新しました。
2023.05.30.Tue
第3回リグニン学会特別セミナーのページを公開し、参加登録の受付を開始しました。
2023.05.09.Tue
推薦募集のページを更新しました。
2023.03.24.Fri
推薦募集のページを更新し、2023年度のリグニン学会賞、リグニン学会奨励賞の推薦募集を開始しました。
2023.03.01.Wed
当学会副会長の福島和彦教授(名古屋大学大学院生命農学研究科)が2023年度日本農学賞および読売農学賞を受賞されました。
2022.12.28.Wed
刊行物定款のページを更新しました。
2022.12.28.Wed
第2回リグニン学会特別セミナーのページを公開し、参加登録の受付を開始しました。
2022.12.07.Wed
行事予定のページを更新しました。
2022.10.17.Mon
総会議事録のページを更新しました。
2022.10.08.Sat
リグニン学会賞・リグニン学会奨励賞のページを更新しました。
2022.08.26.Fri
刊行物のページを更新しました。
2022.07.01.Fri
役員評議員のページを更新しました。
2022.06.27.Mon
リグニン学会特別セミナーのページを公開しました。
2022.06.27.Mon
第67回リグニン討論会(第4回年会)の参加登録・発表申込の受付を開始しました。
2022.05.20.Fri
第67回リグニン討論会(第4回年会)のページを公開しました。
2022.05.18.Wed
第1回リグニン学会特別セミナーのページを公開し、参加登録の受付を開始しました。
2022.05.17.Tue
刊行物のページを更新しました。
2022.03.29.Tue
2022.03.29.Tue
リグニン学会表彰規程を更新しました。
2021.12.10.Fri
総会議事録のページを更新しました。
2021.09.27.Mon
リグニン学会賞・リグニン学会奨励賞のページを更新しました。
2021.07.30.Fri
第66回リグニン討論会(第3回年会)のページを公開しました。
2021.07.12.Mon
刊行物のページを更新しました。
2021.05.20.Thu
刊行物のページを更新しました。
2021.04.01.Thu
賛助会員のページを更新しました。
2021.03.24.Wed
行事予定のページに当会後援行事(第88回紙パルプ研究発表会)を掲載しました。
2021.03.24.Wed
2021年度のリグニン学会賞・リグニン学会奨励賞推薦の受付を開始しました。
2021.02.23.Tue
刊行物のページを更新しました。
2021.02.10.Wed
総会議事録のページを増設しました。
2021.01.12.Tue
刊行物のページを更新しました。
2020.05.28.Thu
学会誌Lignin Vol.1(2020)を発行・掲載しました。
2020.05.15.Fri
新型コロナウイルスの影響を鑑み、11月5日(木)~6日(金)に宮崎市で開催予定でした「第65回リグニン討論会(第2回年次大会)」は現地開催をせず、オンラインでの開催に変更となりました。
2020.03.10.Tue
新型コロナウイルスの影響により、3月15日に鳥取にて予定しておりました第3回理事会の開催は取りやめとなりました。代替の開催等に関しては、追って対象者の皆様にメールにてお知らせいたします。
2019.11.22.Fri
賛助会員のページ を公開しました。
2019.11.07.Thu
行事予定のページを更新しました。
2019.10.23.Wed
刊行物のページを更新しました。
2019.09.19.Thu
定款を一部改正しました。
2019.09.17.Tue
年会費の支払で、クレジットカードをご利用いただけるようになりました。
2019.09.17.Tue
定款の細則を更新しました。
2019.04.01.Mon
1st International Lignin Symposium in Sapporo のリンクを掲載しました。
2018.12.03.Mon
定款のページに、細則を追記しました。
2018.11.28.Wed
リグニン学会のホームページを開設しました。
Greeting
ご挨拶

このたび、第三代リグニン学会会長を拝命いたしました河本晴雄と申します。梅澤俊明初代会長、福島和彦第二代会長の後任としてこの重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。両先生をはじめとする関係各位のご尽力により築かれてきた本学会の礎を受け継ぎ、さらなる発展に貢献できるよう、誠心誠意努めてまいります。

リグニン学会は、1956年に始まった「リグニン化学討論会」に端を発し、その後の「リグニン討論会」を基盤として、2018年に設立されました。長年にわたり、リグニン研究の発展と学術交流の場として重要な役割を担ってきたこの討論会の精神を継承し、2022年には日本学術会議より協力学術研究団体としての認定も受けております。学術誌 Lignin を刊行し、学会ホームページならびに J-STAGE 上にて一般論文や総説を広く公開しており、研究成果の発信と知見の蓄積に努めております。また、「リグニン討論会」は引き続き本学会の年次大会として開催しており、5年ごとには International Lignin Symposium として国際会議を主催しております。2024年には京都にて第2回国際会議を開催し、190名を超える国内外の研究者による活発な発表と議論が行われ、大きな成果を上げました。

地球温暖化への対応が叫ばれるようになってから四半世紀以上が経過し、カーボンニュートラルを実現するためには、再生可能な非可食性バイオマス資源、特に木質系バイオマスの活用がますます注目されております。その中心に位置するリグニンも、近年では従来のリグニン研究に加え、材料・エネルギー・環境分野など多様な領域での応用研究が急速に広がりつつあります。これまでリグニンに関わってこなかった方々にとっても、本学会が有意義な情報と交流の場を提供することが、今後の重要な役割と考えております。

そのような観点から、本学会では年2回の特別セミナーを開催しております。これは会員の皆様には無料でご参加いただける機会であり、高い専門性に基づく議論のみならず、学生やリグニン研究初心者の方々にも配慮した内容となっております。会員外の皆様にも広く門戸を開いており、多くの方のご参加をお待ちしております。また現在、「リグニン科学」の書籍刊行も進めており、近く出版の運びとなる予定です。

今後も、従来の自由闊達な議論の精神を大切にしつつ、異分野の研究者、産業界、行政関係者など多様な立場の方々との連携を広げていきたいと考えております。副会長の山田竜彦先生、梶田真也先生をはじめ、理事・評議員と力を合わせ、対話を重視した柔軟かつ協調的な学会運営に取り組んでまいります。

末筆ながら、会員の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和7年(2025年)8月吉日
リグニン学会 会長
河本 晴雄